作詞・作曲:夕立P

歌:結月ゆかり(純)

夜の街を独りぽつりと

獲物を求め光らす眼

ギラつき浮ついた街でちらつくは

まだ見ぬ貴方の影

香りだけが道に残され

それを辿り付け狙う

今夜の相手は決まったね

誘われるままに堕ちましょうか

今宵またバカな男がひとり

この罠にかかって

思うつぼ

さぁ踊ろう……

奏でる声も跳ねる躰も

指先ひとつ

花びらをなぞるように

千切れる喉も

契れぬ愛も

わがままにして

包んであげるから

ねぇ

ベッドの上で狂ったように

貪る果実の味

酸いも甘いも恋の味で

火傷をしそうになる快感

甘えるようなその仕草も

全部が思うままでさ

計画通り進んでくよ

花を盗む男の企み

これはそう

何もかもが予定調和

くるりひらりと

心まで思うまま

奏でる声も跳ねる躰も

指先ひとつ

花びらを愛でるように

千切れる喉も

契れぬ愛も

好き勝手して

殺してあげるから

ねぇ

呼吸を止めて

愛囁いて

心の臓まで

貫いてあげるからさ

奏でる声も跳ねる躰も

お気に召すまま

「この話はお終いさ。」