作詞・作曲:左手
歌:重音テト
下弦の月光 風邪を拗らせて意識朦朧と
過激な事を好みしょうも無く端を進もう道路
冬は冷たく終わり掛け
息は一様に吐き欠け
凍る
他愛も無く界隈で評判なギターに寄り添って
磁石の様に引っ張り合うのにもちゃんと意味が有りまして
冬は冷たく終わり掛け
息は一様に吐き欠け
そういう夜は呼べば来る
吐き出された貧相な模様は大抵
捩れた僕の感性を思い出させる
いつからかひとつも愛しさなんて無いまま
のらりくらりと進む途中
冷めきった今日の壇上に火を注いで滔々と
絡まった今日の感情を掻き鳴らすパワーコード
冬は冷たく終わり掛け
息は一様に吐き欠け
そういう夜は呼べば来る
ただひたすら人生の粗を探して
嘆くだけの貧乏な僕が此処に立ってる
見つかった少しの愛しさ抱いて僕は
のらりくらりと進む道の先に
君の影を探す途中